御田植祭、田植え


 雲一つ無い清々しい晴れ模様の中気温もそう低く無く心地よい風を感じながら、「手肱に水沫画き垂り、向股に泥画き寄せ」て田植えをしているうちにだんだんみんな無口になっていき、心なしか水田を渡る風もしだいに冷たくなるようでした。しかし、ふだん口にしている米って、こんなに手間暇をかけて作られているのかと、その一端なりと垣間見ることができたような気がしますし、苗を植えている間、タガメやゲンゴロウ、カエルなどなど。いろいろな生き物を目にして、心が和みました。

 古来、わが国が「豊葦原の水穂国」と称されてきたことは言うまでもなく、私自身は、それがもう当たり前のことになってしまって、ともすれば忘れがちになっていたような気がします。
 そうしたことに思いを馳せるよい機会になっただけでも、実に有意義な行事でした。関係者の皆様方に深謝いたします。そして……わが社にも初穂が届くのを、楽しみに待っております。
(以上、通信「ふみづき」第21号より転載 / 文責:長谷川秀樹)


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御田植祭   御田植祭

田植え   田植え



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