十月例会「教養研修会」


 今回の例会は、財団法人札幌市青少年助成活動協会より小川早苗先生をお招きし、「アイヌ民族の歴史・文化について」と題して研修会を開催致しました。
 彌彦神社本殿にて正式参拝の後、約一時間半アイヌの民俗衣裳を纏った小川先生より御講演戴きました。講演はアイヌ民族の文化や歴史について、ビデオ等を用いながら紹介を戴きました。また、今も一部で続いている差別問題の現実を知って欲しいと力説されておりました。また、アイヌの信仰については、神々に感謝の祈りをする一方で、神々に対して責め立てる儀式もあるなど、大変興味深く聞かせて頂きました。
 一部我々神職の思い・考えとはかけ離れたお話もありましたが、神々に対する感謝の気持ちや、祖先を敬うこと、伝統や文化を守り伝えていくことなど、我々と共通する部分も多くあり、この点をもう少しお話戴ければ良かったかと思います。

 文化が違えば主義・主張も違うでしょう。しかし、同じ北海道に住む者として互いに理解し、協力することが必要だと思います。今回の研修会は我々とは異なる視点からのお話であったが為に、賛否両論あろうかとは思いますが、物事は色々な角度から考えていかなければならないと感じた研修会でした。
(以上、通信「ふみづき」第20号より転載 / 文責:三橋正幸)


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