創立五十五周年記念講演会
本年の十月例会は、創立五十五周年記念講演として大場俊賢先生を講師に招き、「貨幣学より歴史を学ぶ」という演題にて御講演戴きました。
第一講は「徳川幕府を倒した藩札」と題しまして、日本で初めてお札を作ったのは神主であり、そのお札には祝詞が書かれている等紙幣の沿革について。第二講は「西南戦争の実質的勝利者は西郷軍」と題しまして、兵約十万の九ヶ月にも及んだ戦争の実態と戦争に於いて国家予算一般会計の八十五パーセントをも使ってしまったその後の政府についてと、それぞれ貨幣学という点から歴史を学ぶことが出来ました。
講演後は大場先生にも御臨席賜り、「漫遊亭」にて懇親会が行なわれました。この場では、先程の講演についての質疑が相次ぐ等受講生の関心の高さが窺われました。
この度は、一般的な教科書や歴史書等では到底知ることの出来ない貴重な講演を拝聴させて頂きました。歪曲された歴史観に踊らされることなく、見聞を広め正しい歴史観を身に付けていきたいものです。最後に、遠方よりお越し戴き御講演戴きました大場先生、誠にありがとう御座いました。
(以上、通信「ふみづき」第14号より転載 / 文責:三橋厚友)
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