退会会員送別会
今回の退会者は北海道神宮の大楯会員一人ということでしたが、札幌諏訪神社北方宮司様を始めとして諸先輩方、現役会員大勢の方に御参会戴き、朝野球の話し等、昔話に花が咲き、終始和やかに宴が進みました。
大楯会員は東京都の出身で、北海道に単身で奉職して二十五年目という事ですが、その間、御結婚され、目に入れても痛くない程大事な長女の誕生。(今年めでたく東京の六大学に進学!)そして長男の誕生。(高校の寮生活で剣の道に勤しみ励んでいる御様子)順風満帆の人生を歩まれております。昨年北海道神社庁の幹事にも御就任されました。これから益々の御活躍を御祈念申し上げます。
(以上、通信「ふみづき」第14号より転載 / 文責:阿部高久)
退会会員挨拶
この度の退会に当たり一言御礼の御挨拶を申し上げます。
昭和五十五年卯月、まだ参道脇に雪は残る北海道神宮に奉職して早二十五年。この間、「光陰矢の如し」ではありませんが、歳月は流れ、今退会について考えています。
顧みますと、先々代の前田宮司に採用され雅楽と剣道の稽古に日々明け暮れていました。雅楽では、私のすぐ上席の喜茂別神社の山本宮司さんに指導を受け、剣道では壁谷禰宜さんと岩内神社の池田宮司さんに指導を受けていました。そんな入社時代の中で、先輩に誘われ、「朝野球」で汗を流したのが最初の文月会の諸先輩方との出会いでした。
爾来野球も無くなり文月会会員として在籍していたものの、殆ど行事にも参加出来ずに退会に至ってしまった事に対し、御指導を戴いた諸先輩始め、御同輩の皆様に深くお詫び致します。
しかし、昨年から道神青野球大会が復活し、文月会チームとの対戦で、久しぶりに当時が懐かしく楽しい一日を過ごさせて戴きました。(自分自身二十五年を通じての初優勝。金澤君御免!)
少年時代から長年剣道での『道』の価値観と尊敬を重視する言葉の中に『稽古照今』『温故知新』(剣道を学ぶ者の基本的な態度とよく言われる。これは、古を稽えることで今を照らす力にしなければならず、故きを温ねてその中に新しい価値や意義を発見して、それを生かす事の大切さを意味する。)私が一番好きな言葉です。
今後皆様には文月会を担うべき役割である「斯道の探求・青年神職独自の親睦及び研鑚を計り以て斯道の興隆を期する。」という使命の達成の為に自己研鑽に努め、更に若い息吹を吹き込み、伝統ある文月会の発展に努められる事を期待致します。
最後に、昨年より札幌支部幹事に就任、札幌支部役員として今後先輩諸賢の果たされた御努力と業績を踏まえ、微力乍ら次代に引き継ぐべく、責務を果たし精励致す所存でございますので、先輩の皆様を始め会員諸兄の御指導御鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げ、退会の挨拶と致します。
(以上、通信「ふみづき」第14号より転載 / 文責:大楯博志)